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花の詩女 ゴティックメード

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永野護が原作・監督・脚本・絵コンテ・レイアウト・原画・全デザインを担当した2012年公開の映画。FSSのモーターヘッドはゴティックメードに変更されることになった曰く付きの作品。

永野護の意向でソフトも配信もされていないが、この度永野護デザイン展の開催に併せて6日間だけ再上映されたのでいざ鎌倉してきた。

⚠️ Spoilers start below! Read at your own risk.

1989年公開のファイブスターストーリーの映画はエピローグという感じの内容で、モーターヘッドは最後にチラッと登場するだけでお腹グーーという感じだったのだけど、本作もロボットの戦闘シーンはとても短い、10分ぐらいしか無いかもしれない。

プロットは戦いでも政治群像でもない、「人の苦悩、優しさ」みたいなところにフォーカスしていて、これはかなり予想外+意外だった。そしてなんかそれがまた外伝的にいい感じのバランスで上品な宮崎駿のような誤読感だった(もしかしたら高畑勲の方が近い?)

この作品にロボットバトルを期待してた人はかなり物足りないかもしれないが、ファイブスターストーリーという尋常じゃない世界設定やロボットをバックグラウンドに留めて、その世界の小さなワンエピソードとしてこの作品を作ったことに、永野護からのなにかしらのメッセージが込められているのかもしれない・・・(挿入歌は2回も流すか?と感じた時もありましたが・・・😅)

映像の画質はとても良いが、背景の精度をもう少し上げれなかったのか?と感じる部分があった。観覧に集中できないレベルの背景がチラホラあり少し残念な気持ちになった。あとアニメーション細部へのこだわりが高すぎる。髪や服が常に風に吹かれて揺れる表現になっており、それはそれで良いのだけど地味で手間な処理にこだわりを持って全力投球している印象を受けた(ただ個人的にはそこよりも背景が・・・😅)

まぁカイゼリンの美しい起動シーンが観れれば、後はもうどうでも良いという人は多いかもしれないが、個人的にはプロットの方で予想外に満足できた作品だった。

PS. 観客は50歳以上のおっさんが大半 (当然自分もその一員🥸) 、日活ロマンポルノでも上映されるのかしら?と疑うほどの偏向した観客構成だった・・・。

これでいいのかファイブスターストーリ!?

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