ディスプレイを窓、もしくは額縁に見立てたバーチャルウインドウ。人気で品薄な状態らしい・・・。
風景表示を想定している商品だけどAtmophが面白いのは漫画、映画、映画の風景をエディション販売しようとしている点。
小島秀夫監督、主役ノーマン・リーダスのDEATH STRANDINGのエディションが先日リリースされていたが、現在のエディションは以下の4種類。
- Edition Pass | DEATH STRANDING
- Atmoph Scope | Star Wars
- Edition Pass | ONE PIECE
- Edition Pass | Stranger Things
勝手な推測になるが、バーチャルウインドウに表示したい景色に強いこだわりを持つユーザーは多くなく購入後の課金ポイントとしては弱い状態だったのだろう。実際、風景 – 世界1,900種類の風景で公開されている風景を見ても「アルアル」的な感じで「これマスト!」みたいなのは、その風景に対する個人的な強いコンテキストがないと無理だと思う。しかし昨今のデバイスは販売後にも継続的に金を取り続けるか?が勝負の分かれ目。そこで昨今話題のIPビジネス領域に着目したのはなかなかのファインプレーなのかもしれない。
背景を対象にしたIPビジネスがどれくらい存在しているかわからないけれど休眠リソースの有効活用という点でWinWinな関係。また昨今の聖地巡礼やコスプレブームを踏まえると思い入れがある世界に没入できる方法はニーズがあるのかもしれない(ONE PIECEエディションはちょと微妙だけど😓)
だが試しに自分で欲しいエディションを考えてみたが以下ぐらいで行き詰まってしまった・・・
- ガンダム(宇宙空間、ア・バオア・クーとか遠くに見えつつ時々宇宙空間を漂うMS残骸が窓を横切っていく感じ)
- CITY(街の風景、色々キャラが出入りしている感じ)
- FORTNITE(書いてみたもののそんなに欲しくないかもしれない😓)
- ブレードランナー(いわゆるサイバーパンクの風景)
- 2001年宇宙の旅(宇宙船内)
- STARTREK(宇宙船内)
- BATMAN(ゴッサムシティ風景)
- Apple Seed(オリュンポスの街?)
- 攻殻機動隊(押井守的な埋立地系?)
- ネオ東京(AKIRAのね。まぁブレードランナー)
思ったよりも「風景につながる強いコンテクストを持つ世界観」かつ「窓からみる風景」を持つ作品は多くないのかもしれない。
ちなみに「風景」以外での使い道は「額縁」として「アート」を表示する中村勇吾さん率いるthaが10年以上前に企画した “FRAMED*” で用いられていたアプローチがある。
FRAMED*の本家サイトは閉鎖しているのですでに販売は終了しているのかもしれない。しかし現在のデバイス性能向上、価格下落を踏まえると、この現在にインタラクティブ機能も追加して販売すれば普及しそうな気がする。いわゆる時代を先取りしすぎた幻の製品・・・ということかもしれない😓
ちなみにFramed*は弊社MTGルームにも巨大な文鎮として長らく鎮座しております・・・😭