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2023年のアメリカ合衆国・イギリス・ポーランド共同製作の歴史・ドラマ映画。その年の映画賞でかなり話題になった作品。

⚠️ Spoilers start below! Read at your own risk.

アウシュビッツ強制収容所の所長とその家族を中心としたストーリー。ホロコーストを主題にするのではなく人間の普遍的な業を炙り出す状況として用いているアプローチが興味深い。

大きなイベントも視覚的インパクトも無い地味な話が淡々と進んでいくのだけど、そうであればあるほどに人間の普遍的な無関心の恐怖がジワジワと際立ってくる。

特に終盤に資料館の掃除シーンを差し込み観客を当事者の座へ引きずり落とす手法は圧巻だった。

これは昔の話ではない、今のウクライナ、ガザでも同じことが起きており、我々はこの映画の登場人物と何ら変わらない。

ナチスのマーク、敬礼よりも、自らの無関心さを人間は恐れるべきなのかもしれない・・・

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