雑誌の表紙が今と昔でどう変わっているか比較した記事。
昔のほうがデザイン的には美しいものが多く、現在はキャッチワードが羅列された電車の中吊り広告と同じような構成のモノが多い。
どうしてこうなったのだろうか?
最初に思いつくのは「ノウハウの蓄積結果」
デザインと販売数の検証結果が今の形を生み出した。いわゆるマーケティングリサーチ的な理由。
さて、これ以外に何かあるだろうか?
「価値観の変化」はどうだろう?
雑誌が流行を作り出す部分もあるため「ひよこと卵」な部分もあるが、今は「視覚表現」より「インデックス」が重要視される時流という考えもあるかもしれない。
何年後かにはまた「美しい表現」が復権する可能性があるかもしれない・・。
ただ時流でなく、ユーザの本質が雑誌自身によって変化した可能性もある。
つまり「表紙の見た目」の判断にハズレが多かったという履歴が、ユーザの評価軸を変化させたということ。
そうだった場合、表紙はこのままインデックスの道を突き進んで行くことになるだろう・・・(涙
もう一つ「制作コストの削減」という、価格競争による雑誌の製作コスト削減の影響も考えられるかも知れない。
コスト削減の結果、手の込んだデザイン工程が除外され、記事構成に準じてある程度作成できる今のスタイルに着地した的な・・・
デザインに携わるものとしては残念な思いもあるが、出版社としては「名をとるか、実をとるか」という重大な話であろう。
雑誌も含めて書籍は「思想」内包する媒体であって欲しいという気持ちもあり、丁度こんな記事を読んで色々考えさせれるものがあった・・・。