GW明けあたりからアメリカでは騒ぎになっていたのですが、Michael Mooreの新作”Fahrenheit 9/11″ (editorial, May 6).の配給からウォルト・ディズニーの関連会社が降りるんだそうです。この映画の内容はタイトルからも推測できると思いますが、まぁそんな感じの映画です。このへん「政権批判色の強い作品を配給した場合、ディズニーランドやホテル経営をめぐる税の減免措置を取り消される」ことによる「権力に対しての自主規制」という部分で「臆病者」などと批判されています。ただディズニー社Chief ExecのMICHAEL D. EISNERの投稿とか読むと、企業としてのジレンマも垣間見えて、まぁ表現の自由とともに、会社にも配給の自由があってしかるべきだよなと考えさせられました。この辺自分はアーティストではないですが、デザインの仕事の中でも少し似たよう状況はあるし色々考えさせられるところがあります。何事もバランスが大事なのでしょうが、バランスだけとっていても予定調和しか生まれないのかもしれません。
しかしNew York Timesは色々な投稿なども自サイトに掲載するので色々な立場の意見が聞けて勉強になります。(読むのは大変ですが・・)[参考]Disney Takes Heat on Blocking Bush Film / Disney Forbidding Distribution of Film That Criticizes Bush / Disney’s Craven Behavior / So Who’s Afraid of Michael Moore? / Disney and Michael Moore
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