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2006

自己愛性人格障害

さてスノッブ議論の続きで、性人格障害の話。
この障害のの特徴は

* 御都合主義的な白昼に耽る。
* 自分のことにしか関心がない。
* 高慢で横柄な態度。
* 特別な人間であると思っている。
* 自分は特別な人間にしか理解されないと思っている。
* 冷淡で、他人を利用しようとする。
* 批判に対して過剰に反応する。
* 虚栄心から、をつきやすい。
* 有名人の追っかけ。
* 宗教の烈な信者。
ref:自己愛性人格障害とはなにか

という感じのものらしいです。
自己愛性人格障害については前述のサイトを参照してください。とても分かりやすく説明されています。


これらは誰しも人間の中にある自己愛の延長にあるもので、この障害に陥る可能性を誰もが持っているのだと思います。これらの特徴を裏でうまく使ったってたくさんあるとは思うのですが、今具体的に思い出せません。(ツキアイゲノムとかストレートなやつは今回は置いておきます)
企画ではないのですが、ンゲリオンなどは表向きナイーブな少年の心を扱っているように見せて「* 特別な人間であると思っている。」「* 自分は特別な人間にしか理解されないと思っている。」という漠然としたを上手にくすぐっているように感じます。
ま、他になにか思いついたらき足してみることにします。
(なんか他にあったら教えてください)

「自己愛性人格障害」への4件の返信

エヴァンゲリオンの話でちょっと違う角度から。
某人が言っていたのは”私/あなた/世界の終わり”という関係性はシンプルで美しい。だから強力。”世界の中心で、愛をさけぶ”もこの話では同等のドラマツルギーですね。(これを拡大解釈すると新興宗教やオレオレ詐欺とかにも適応できそうですが・・・。)
+39さんの挙げているサイトにも書かれている
“誇大感を持つ人には二つのタイプがあります。自分は素晴らしいと言うタイプと、あなたは素晴らしいというタイプです。あなたは素晴らしいというタイプの人は、その素晴らしい人に奉仕している私も素晴らしい特別な存在だと言うふうになります。偉大な独裁者を崇拝する献身的な国民、偉大な神に身を捧げる熱狂的な信者、ワンマン経営者に心酔して滅私奉公する素晴らしい幹部社員、有名な歌手の応援をする熱狂的なファンなどです。”
が重要な感じがしており、”ブランド”や”ホスピタリティ”というのは、ここらへんをとても刺激するものだと思います。
で・・・前回の書き込みに対するレスの続きだったりもしますが”ブランド”とか”ホスピタリティ”は、”私は素晴らしい”とか”あなたは素晴らしい”の両面が存在するわけです。それはユーザーだけではなく提供する側の満足度も向上させる価値観なのだと思います。たぶん北米でレクサスが成功したのはこのあたりの戦略が成功したからといえるかもしれません(もちろん価格帯の問題もありますが・・・)。
したがってクラスや個別化を強く意識させる戦略と言うのは、広義において”これらの特徴を裏で上手く使った企画”になるのでしょうね。
上手くレスできているかわかりませんが(汗。

補足として。
先ほど広義と書いたのは、ハイカルチャーとサブカルチャーの概念を外して書いているからです。
たぶんわざわざ+39さんが”自己愛性人格障害”と中心に据えているのは”サブカルチャー領域”において上手く使った企画とか印象に残る企画はなかなか思い出せないですね。

あ、そですね、知らぬうちにサブカルに偏った内容になっていました。
個人的にはハイカルチャーって「ワタシは素晴らしい」で完結しエバンジェリストにならないケースが多いように感じます。(ただそれを横目で見てフォロワーが自然的に発生する率は高い。そういった意味では確立されたブランドは消費者を受動的にさせているのかもしれません)
オデが今回書いてるのはまさにartsさんが書いているようにサブカルチャー的な領域に良く見られる「自らがエバンジェリストになって広めていく」という手法です。元々サブカル自体がそういう力の上に成立している文化だと思うのですが、それを意図的に使った企画ってなんですかねぇ??(その辺意図的な臭いを感じると、エバンジェリストが発生しないという傾向もあるのかもしれません・・)
みうらじゅん、いとうせいこう、糸井重里とかそういうの上手そうですけど、なんか企画が成功しても結果論的な香りがして良く分からないなあ・・w

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