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マーダー・ライド・ショー / House of 1000 corpses


マーダー・ライド・ショー / House of 1000 corpses
(2003 / USA)

White ZombieのRob Zombieの初監督作品(確か)。2004年にこの映画についてのエントリーを書いて、4年が経ちましたが、先日やっと入手して観る事ができました。
ref.マダー・ライド・ショー
以下ネタバレ注意。


タランティーノ、ロドリゲス両監督が「グラインド」へのオマージュとして2本のを作りましたが、この映画はそれらを圧倒的に凌駕しています。一応「悪魔のいけにえ」のオマージュと言うことなのですが、好き嫌いがしく分かれる映画だと思う。
ストーリーというよりも、ドキュメンタリーもしくはロードムービーに果てしなく近い演出。
この手の映画に必須のヒロインが抜け落ちており、何の救いも無いある意味リアルな映画。
実際にはこういう事件があるんじゃないのか?とまで思わされてしまった。唯一キャプテン・スポールディングの存在がフィクションへとかろうじて繋ぎとめてくれているといったところか?
まぁ根本的に理解や共感できる部分はゼロ。まさに狂気り。
ただそこに何かしらの理解しがたい美学があるのだろうとは思う・・。
これを理解したら普通の生活が送れなくなるようなを感じる。
の間の取り方は結構好き。
これはミュージシャンだからなのか?は良く分からないけど・・。
リズム良く一気に最後まで展開していく。
出演者も良い意味で奇妙な違和感のある人たちばかりで、見わった後での回路が少しねじれたような感覚を覚えた。トリップムービーとして良いかも。
星は、ちと映像効果部分にチープなものがあって、ちょっとゲンナリしてしまった瞬間があるので4つ。
★★★★☆。
続編も近いうちに観るぞ!

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