中西元男公式ブログ | 中西元男 実験人生: DoCoMoどうした?
デザイン、ブランディング等多岐に渡って非常に興味深い話です。
ここ数年長年使用してきたブランドロゴを変える企業(佐川、JAL、docomo、Fuji fuim等)が多いように感じますが、果たして以前のロゴと比較してみるとどうかしら?と思うこともしばしばです。
リンク先のブログの話がすべてだとは思いませんが、でも納得できることも多々あり。
「マックが出てきてデザインがマックになってしまった」とは、有名なイギリスのデザイナーから聞かされた言葉です。
これは、パソコンのマッキントッシュの出現で、デザインがマクドナルドになってしまった、つまり、そこそこ食べられるが特別上等ではないデザインが氾濫する時代になってしまった、ということを意味するユーモラスなたとえです。確かに最近のロゴタイプデザインの美的品質の低さや造詣的にダル(鈍い、切れのない)なデザインの多出には、専門家として困惑してしまうようなものが沢山あると言えます。プロジェクトの関係者の中に「目の人」と呼べる人が存在していないのだなぁとも思います。これはまさに文化度の問題でしょう。
これに関してはMACというかPC環境の出現に伴う弊害だと思いますが、この辺は自分でも如実に実感します。やっぱソフトの中で作業しちゃうとその枠の中で収まってしまう危険が高いなぁ・・と感じます。(できる人は軽々と枠を超越するのでしょうが)
まぁ特にMACは持っているだけで「デザイナ」気分になったりするので非常に危険な気もします。
ソフトウエアが脳の中のイメージをダイレクトにアウトプットしているのか?
それともソフトウエアに制約を受けてしまっているのか?