Music For Airports: Robert Black, Gregory Hesselink, Mark Stewart, Matt Goeke, Maya Beiser, Evan Ziporyn, Brian Eno, Bang On A Can, David Fedele, Liz Mann, Chris Komer, Steve Schick, Lisa Moore, Christopher Washburne, Julie Josephson, Tom Hoyt, Wayne J. du Maine, Todd Reynolds, Alexandra Montano, Katie Geissinger
ブライアン・イーノが1978年にリリースした、アンビエントミュージックのバイブル的アルバム“Music For Airports”。このアルバムはタイトル通り空港施設内で再生されることを目的とした音楽で、人間の会話の周波数に被らないように、会話のスピードに被らないように、そして中断しても違和感が無いようにというコンセプトで作成されている。複数のテープに録音されたこれらの音源を組み合わせ再生することで曲を構成されているとのこと。
スコア等も存在しないこの曲を、実際にスコア化して演奏しているのがbang on a can all-starsの1998年のこのアルバム(しかも一発撮りらしい)。イーノの元々のコンセプトからすると、これを生演奏で行うことに意味があるのか疑問に感じる部分はあるものの、すでにこれを一つの曲だとして認識してしまっている自分にとってはイーノのアルバムに比べて、それぞれの音がシャープで空間的に聴こえ、かなり素敵なアルバムである。(まさにテープとCDみたいな)
しかしまぁこんな曲、よく間違えずに演奏できるもんだな?と思う。
スコアとかみてても自分が今どこ演奏してんのか分かんなくなりそうだけどね・・・。
イーノの原盤を持っている人は聴き比べてみると面白いかと思います。
ref.Cover Albums – The eMusic Dozen
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「Music For Airports / bang on a can all-stars」への2件の返信
> イーノの原盤を持っている人は聴き比べてみると面白いかと思います。
ほほう聴いてみたい。と思ってアマゾンを見たら「1点在庫あり。ご注文はお早めに。」との殺し文句(?)が。
ああまたクリックしてまう・・・
中古で買ったほうが安いですよw