任天堂・岩田社長が語る“本当の”ソーシャルゲーム :日本経済新聞
「『数字のパラメーター(設定値)だけを触って何かのカギを開けるとか、何かがものすごく有利になるとかという形で課金する』ということを追求すると、確かに短期的に収益は上がるのかもしれませんが、お客さまと私たちの間で、長期的な関係は作れない」
「ただ、我々は、お客さまが(任天堂や同社のゲームに)どれだけ敬意を持ち続けていただけるかで、長期的な関係が築けるかどうかが決まると思っているんですね。私は、そっち(射幸心をあおる手法)にいかなくても、ゲームビジネスの健全性を維持してみせると思ってやっています。それを世に示した1つの例が、どうぶつの森ですね」
現状のソーシャルゲームバブル(まだそういう状況かは微妙だが)の抱える様々な事項に対しての任天堂としてのスタンスが垣間見れる。
大事なのは敬意。そしてその先に思い描く未来。
これはゲーム業界だけでなく、我々の仕事も、その他の仕事も一緒だろう。
儲かることも大事だけど、その結果クライアント、ユーザの人生を崩さず、ともに幸せになっていくというバランスが大切なのだろうと思う。そういう世の中は素敵だと思うし、そういう世を作り、残していくために残りの人生を使いたいなと思う。
と、なんだか理想主義的なことを書いてみる。