黒沢清監督の2008年の作品。日本、オランダ、香港の合作映画とのこと(映画の内容的にはあまり合作感は感じなかったけれど・・・)
安定の香川照之の演技を軸に前半は家族に潜むストレスが細やかに描かれる、んが友人家族が心中したあと(その娘が小さい頃の土屋太鳳。その娘も心中で死んでしまったのかよく分からなかった・・・)からドタバタ劇の展開。
特に役所広司のエピソードは抽出結果に対してノイズのほうが多かったようにも感じた。(小泉今日子に姿を観られた香川照之の心情描写とかほぼない感じで・・・😅)
また、ラストシーンの「月の光」は良い。んがシーンが入学試験じゃなくても良いのかなと感じた次第・・・
前半が静かだっただけに後半の喜劇的なアプローチへの急旋回で振り落とされてしまったかもしれない・・・