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天使のたまご

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1985年制作の押井守監督作品。

公開当時は中学生。当時は天野喜孝大好きっ子だったので、キャラデザ天野喜孝ということで気になっていたが、お金が無くて観れなかった作品😭。この度4Kリマスター上映を40年越しで観に行ってきた。

⚠️ Spoilers start below! Read at your own risk.

個人的には押井守監督にネガティブな印象を持ちつつ作品はすべて観ているという関係。

何故にネガティブな印象があるのか?というと原作を尊重せず押井守の思想を強く作品に持ち込んでしまう(攻殻機動隊など)ところもあるのだけど、おそらく最初はアニメージュに連載していた「とどのつまり…」(1984年)で苦手意識が芽生えた気がする(ただ中学生の時の話なので内容はもう忘れている。今読んだらまた違うのかもしれない・・・)

閑話休題

他の押井守作品と同じく音がすごい。特に環境音。ホワイトノイズは古い作品だから入っているのか、意図的に入れているのかわからないけれど静寂感などの空気感はとても良い。

映像も実写同等の「空気感」をアニメで再現しようとしているように感じた。当時のアニメ技術の粋が投入されたエピソードがあるが、音響ほど再現はできてないかもしれない。今の技術を使えば監督のイメージしていた空気感はより醸成できるのかもしれない。

  • 輪郭線が黒で繊細な塗り色よりも目立ってしまっている
  • 塗グラデーション適用対象に制限がある(少女の隈部分とか)
  • 影を中心とした空間表現(光表現はほぼない印象)
  • 髪の毛の表現(全体的に強すぎる印象)
  • 瓶越しの歪曲表現

多分この辺の精度が上がると時間方向の余韻が監督の意図する効果を発揮するように感じた。

プロットはノアの方舟がモチーフのようだが、前評判通りあまり理解できなかった😓

各要素がメタファーなのだろうけれど体感が難しかった。監督の期待する観客のレベルに自分が達していないということかもしれないけれど、上映中にどこからかイビキが聞こえてきたので一般的にかなり要求レベルは高いのだろうと感じた😅

理解するにはWikipediaの監督の解説を読んで学習する必要がある。天使のたまご – Wikipedia

アニメーションの映像表現を追求した作品として興味深い部分が多くあったが、観劇後の作品に対する余韻が皆無というなかなかシュールな結果になってしまった。

形而上的な作品に対する自身の許容力の低さを痛感した😭

PS.そう言えば一昨日ボトムズの新作が押井守作品として制作されるという発表があった。『装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女』

元々のボトムズの陰鬱さに押井守テイストがプラスされるとどうなるのか不安と期待相半ば・・・

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すでにティザー映像でスコープドッグの頭のサイズが小さくなってスケール感が変わっているのではないか?という声がチラホラ・・・😅

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