カルト映画として紹介されることが多い1980年公開の作品。当時のペントハウス社長グッチョーネが私財を投入して制作されている。
内容の過激さと併せて撮影時の紆余曲折もカルト映画として評価される理由だが、あまりにややこしいので興味ある人はWikipediaを読んでください。
今回オリジナルネガから再編集した2024年に公開されたアルティメット版が目黒シネマで上映されていたので最終日に滑り込みしてきた。
⚠️ Spoilers start below! Read at your own risk.
前半のティベリウスとのやり取りの前提にある、ローマ帝国の共和制における皇帝の位置づけなど、自分が詳しく知らないやり取りは興味深かった。しかしティベリウスが異常性癖者だとか、西洋の一般常識?があまりに自分に不足しておりコンテクストを読みきれず画面に映っているものをただ受け入れるしか無かった😓
史実をベースにしていることもあり、昨今のフィクション作品に比べてそこまでドラマチックな展開はない地味なプロット。これは映画の宣伝で「阿鼻叫喚、罵詈雑言、酒池肉林」とかなり煽っていたので期待しすぎてしまった可能性もある。このへん昔の映画の対する煽りコピーは作品当時を基点にしているってことは重々承知しつつ基点を補正するのはなかなか難しい。
演技は演劇的なアプローチ。ちなみに主演のマルコム・マクダウェルは時計じかけのオレンジ( 1971 )のアレックス。
セットはかなり豪華、ただし構造もかなり演劇的。今ならCGでもっと違う表現もできるだろうけど、当時はこうならざるを得ない。しかし湯水のようにお金が必要そうな印象💰️
初回公開版を観てないので何が変わったのかよく分からず、ローマ帝国黎明期の基礎知識も不足しているためコンテクストも読みきれず、鑑賞後にちょっと呆然としてしまった。
PS.
本作の男性衣装が1980年代のジャニーズたのきんトリオ、シブがき隊、少年隊、光源氏辺りの衣装に似ていて、もしかしたらジャニーさんはこの作品にインスパイアされているんじゃないかと感じた。しらんけど・・。