2018年公開のテリー・ギリアム監督作品。12モンキーズの後に制作の話が出ては立ち消えることが10年以上続いてギリアムファンも半ば完成を諦めていた作品(正しくは19年間の間に9回映画化に挑戦して失敗しているらしい)で、作品内容よりそちらのエピソードのほうが前面に出てきてしまっている感じある。
自分もファンだと言い待ち望んだ体を演じつつ、公開から8年後にやっとこ鑑賞した次第😓
⚠️ Spoilers start below! Read at your own risk.
映画の至る所にテリー・ギリアム感はあるのだけど根本的な世界のズレ(常識の否定)があまり感じられなかった。説明が難しいが不条理を不条理と捉える俯瞰した条理の視点が映画内に感じられる、主人公がCM監督という設定に関わる部分もあるが不条理に至る導線が説明できてしまう部分だろうか・・・。
リアルと虚構が曖昧な展開になるのだけれども、プロット的にはリアルが虚構でも虚構がリアルでもどーでも良いような状況になってしまっており映像テクだけが目まぐるしく展開している感じ。
最後が輪廻的展開も起点との連続性が無い安直な印象。
ヒロインのジョアナ・ヒベイロの映像はとても美しい。バロンのユマ・サーマンといいギリアムのヒロイン映像は蒼いリビドーが詰まってる感じがしてとても良いと思う。
バンデットQが配信されているのを知ったので近日中に観る