昨日の話を書いた後に、何故に自分がインターフェイスというか物の形というか、どうしてもそのものがそういう形を持つに至ったのか?思い返してみたのでメモしておく。
記憶に残っている中では小学生のころにレコードとカセットテープという同じ音楽を鳴らす形が異なるメディアがあるのだろうか?というのが一番古い記憶。記録方式は違うのだけど、小学生のころはその辺は良くわかっていなくて、「録音できる」「録音できない」というぐらいの違い。それよりも気になったのは時間の記録の仕方。つまり「早送り」「巻き戻し」のロジックが違うことがすごく気になった。
分かりやすく言うとテープという媒体は時間方向のみの1軸方向だけの自由度しかないため、早送りはその時間軸を速い速度で移動していくしか行き着く方法がないのに対し、レコードは角度と中心からの距離(曲座標)という2次元の自由度があり、法線方向の移動によって時間軸を飛び越えてテープよりも迅速に目的時間まで到達することができるということ。小学生のころはそんな難しい理屈はわからないのだけど、とりあえず宇宙戦艦ヤマトのワープの図がこういうことなのだと理解した。
カテゴリー