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破水

6月2日 13時15分。
所で作業中のオデへワイフから電話。「したかも!」急遽へ。
診察の結果やはり破水。かかりつけの帝京大学病院は医師不足から小児科が閉鎖され、30週の胎児をケア出来ないとのことで、至急先を探す。
モニターしている胎児の心が流れる診察室の中で待つ。
定期的な痛みがワイフを襲い、その都度医者や看護婦がバタバタしている。
なかなか転院先が見つからない。途切れ途切れに聞こえる壁の向こうの会話が気になる。
何度か転院先が見つかったか質問するが、センターから返事が来ないの一点張り。
そういうシステムなのだろうけど、進捗の分からない待機の状態は精的にかなり辛い。
の流れがとても
嫁のおなかの中でがモゴモゴ動いているのが目で見える。苦しいのか、元気なのか良く分からないけれど、とりあえず目の前でまだ動いて生きている。しかし何もできない。手の届く場所にいるのに触ることすらできない。