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魔界転生

見てきました。2回目ぐらいですけど、品川プリンスはいいですね。シートの配置がすごく見やすいです。全席定だし。で、の内容はまぁ前作の印が強いからかちょっと話の組み立て方がちょっと無難というか、CGに偏りすぎというか・・・。前作って魔物なんだけど、すごくアナログな手段で攻撃していたんですよね。ある意味すごく人間臭いやり方というか・・。ただ今回はなんか西洋的なド!みたいな。西洋のホラーの嫌いなところはその魔物というか亡霊というかそういうのは既に人格を亡くしていて、そいつは悪だ!みたいな捉え方をするところで、今回の魔界転生もちょっと的にはそんな印象を受けました。東洋というかアジアのホラーはやっぱんだ人も蘇ったとしてもその人間性を亡くしていなくて、逆にそれによって生きている人間の愚かさや、生きることの大切さなんかを戻してくれるってところだ(ある意味教鞭的ではあるけれども)と思うんですよね。そういった部分魔界転生って結構重要な部分だったと思うんですけど、その辺がちと置き去りにされている感じがして(天草四郎がに対して思った絶望、そして幕府の天下泰平の為の虐、死んでいった島原の人たちの無念、そしてそれらを知りつつも天草四郎と闘う柳生十兵衛、誰が正しいとかそういう訳ではなく、世の中とはそういうもので、そういった中でどうやって生きて行くのか?という感じ?)ちと薄っぺらい感じがしました。でも役者さんはキャストもで、結構みんな演技上手で良かったんですけどね、その使い方がもう少しね。という感じです。改めて真一、沢田研二の魔界転生をみてみたくなるという感じです・・。

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