仕事の中の処理するデータの中に「沖仲士」という職業があって、それがなんなのか良く分からなくていろいろ調べたりしていた(別に調べなくてもいいんだけど・・w)
で、そうすると何故かエリック・ホッファーに行き着いた。
で、沖仲士とはなにか?というと船の荷役をする人のことのようだ・・・
エリック・ホッファーはなんと50歳まで沖仲士として働いていたのだそうだ。
アメリカの著名な哲学者が実は肉体労働者だったということに少し驚いたのと同時に、肉体労働の中で培われた哲学というものに興味を惹かれて思わずアマゾンワンクリックで購入してしまった・・・。恐るべしワンクリック・・・・。
最近良く使ってるなあ・・・。今月幾ら請求来るんだろう・・・
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
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「沖仲士」への5件の返信
沖仲士ってクーリー(苦力)と同じ職種を指すのかな、、、。
クリーってのは確かインド人とかの肉体労働者のことだったと思うんですけど、沖仲士は荷役の仕事をする人みたいです。
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石炭荷役には、陸仲士と沖仲士の2種類ありました。貯炭場の石炭を艀に積みおろすまでの海岸荷役をおこなったのが陸仲士。艀船から本船に積み込む海上労働をおこなったのが沖仲士。
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だそうです。
それよりもいまだに「沖仲士」を「おきなかし」と読むのか「おきちゅうじ」と読むのかわかっていませんが・・・・
毎日ご飯を食べながら少しずつ読んでいますが、なんか予想していたよりは微妙な感じです。翻訳が下手なのかもしれないですけど・・・
読み終わりました。
んー自伝だからかしらないけど、ひたすら自画自賛w
自画自賛というかホッファーの周りに見ていた人が彼を評価する言葉をかけているということを彼自身の筆で書かれているのでしょうがないのだけど・・・。
しかしまぁ彼が非凡無き才能であるということは、彼自身の説明の中でもわかります(やっぱ自伝ってこの辺気持ち悪いなw)
どちらかというとあとがきのインタビューに答えるホッファーの言葉とかのほうが面白かったですね。
この本の中で一番心に響いた自伝部分の言葉は
「組合の仲間の中に、私が本を書いたことに感心する者は一人もいない。沖仲士たちはみな、面倒さえ厭わなければできないことはないと信じているのである。」というホッファーのことというよりも、沖仲士の自己責任論的な哲学について述べた部分であったりする。
ホッファーのその他の著述書はまた違った雰囲気なのかも知れない。また機会があったら他の本も読んでみたい。「大衆運動 」とか・・・。(「魂の錬金術―エリック・ホッファー全アフォリズム集 」とかはなんか微妙かもしれない・・。なんか言葉を周りが色々推測して変に課題解釈するアフォリズムの傾向があまり個人的に好きではなかったりするので・・・)
沖仲士(オキナカシ)と読みます。神戸の広域暴力団山口組の母体が、神戸の港湾荷役(沖仲士)の元締めだったのは有名です。
おお、なんかトリビアなお話をありがとうございます。