オー・ブラザー! / [日本語公式サイト]
matrixはウォシャウスキー兄弟(姉弟?)ですが、もう一組映画界の兄弟といえばジョエル&イーサン・コーエン兄弟ということで今日はジョージ・クルーニー、ジョン・タトゥーロ、ティム・ブレイク・ネルソンの「オー・ブラザー! 」。これはずっと見たかった映画なのだけど、やっとこ見れました。
なんていうんでしょう、のんびりほのぼのしたロードムービー。こういうのは大好きです。世界の平和を守ったりとか、派手なバトルとか、熱い思想をクドクド語ったりそういうのは全然ないんですけど、全体を通しての雰囲気はとてもハッピー。ダラダラ展開しつつも濃厚な感じです。単純に映画としても面白いのですが、元々ホメロスの「オデュッセイア」を30年代アメリカに置き換えた脚本と言うことで元々の「オデュッセイア」的要素をうまくアメリカの史実や昔の映画等のモチーフに置き換えていて、その辺が結構ニヤリとする部分です。CROSS ROADや殺し屋ネルソンとかKKKとか・・・多分もっとあるんでしょうけど・・。多分アメリカ人とかアメリカの歴史や映画に詳しい人だともっとニヤリとできるのでしょう。残念ながら私はところどころしかニヤリとはできませんでした。ちょっと悔しい。(この辺詳細な解説あります)こういうニヤリ系だとそれを内輪ネタみたいになりがちだけど、それが無くても純粋に面白いんじゃないかと思います。あと音楽も良いです。ちょっと”THE BLUES BROTHERS“を見たくなりました。
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「O BROTHER, WHERE ART THOU?」への3件の返信
私もこの映画大好きなんですけど、
ダグ(誰)と観てると、
ダグが大爆笑してて私が爆笑できないってのが何カ所があって、
悔しい思いをいつもします。
この映画、好きですねぇ。
オデュッセイア云々については良く言われてますが、知らなくても十分面白いです。
ジョージクルーニーのイケてる一面が見れる映画ですね。
あの歌、ジョージクルーニーじゃなくて、吹き替えだそうです。
クチパク、すげぇ。
あの歌うシーンは面白いねーー。口パクには全然見えんわー。
その時のジョージ・クルーニーの顔が面白いw
植木等のスーダラ節を思い出すw