BENZ mixed tape
最近ブランディングの一環として「音楽」をメインにおくコンテンツがちょこちょこと増えてきた。CBC-radioとか音+デザインの優れたサイトはあるのだけど、これは本職なのでまぁおいておく。今回はあくまで本職じゃないところが音楽を聴くことを目的にしたコンテンツを立ち上げているという話。
日本だとマツダのVERISAに”Casa”,”Esquire”,”figaro”,”oggie”,”pen”といったところがセレクトした音楽を聴くコンテンツがある。(ただしこれは実車を購入したときのサービスの紹介でもあるけど)しかしこれは純粋に音楽と言うよりも既存の雑誌のブランドイメージを拝借して車のブランディングを行っているという感じが強いかな?それでも日本でここまで既存の音楽を使ってイメージを作ろうとしたコンテンツは見たことないかな。(従来のものは対象に合わせて作曲しているのだけど、コレは既存のイメージの確立した音楽を用いてその対象のイメージを固めていく)
これの後発になるのかわかんないけど、ベンツにも音系コンテンツ“BENZ mixed tape”登場。これは多分車のサービスとは連動していない、純粋にベンツが音楽を聞かせるという感じ。スクリーンセイバーのような機能もあるところから推測するに、BGMとしての利用を目的とし、音を聞かせつつブランドイメージを構築していこうというところだろう?従来のテレビであればどの番組にCMを打つか?という手法と近いものだろうけど、コンテンツをダイレクトにブランディングのために絞り込むことが可能。CDを聴くようにブラウザでページを立ち上げて音を聴く。その音はすなわちベンツのブランドイメージ向上に繋がる音楽だと・・・。ベンツ提供のFMを聞いている感じ。確かにコレなら仕事に差し支えなく、ブランディングを行うことが可能。ひとえに、PCのスペックがあがりブラウザ一つぐらい音楽聴くためにオープンしていても仕事に差し支えなくなってきたということだろう。着実にバンド幅とスペックによって今まで可能であったが避けられてきたことへと足を踏み入れている感がある。
やっとWEBも視覚、知覚についで音でもブランディングできるフェーズに入ったということか・・・?
カテゴリー
「音楽でブランディング」への5件の返信
なるほど、勉強になります。
音があるだけでグッとイメージが
変わりますよね、これからはそう言った
方向性も視野に入こうかと思いました。
いや、嘘かも知れませんから鵜呑みにしないように。そんな風に捕らえている人もいるんだという程度で・・w
このサイト勉強になるようなサイトじゃないですから・・・(汗
自分的にもそろそろブロドバンドとか
マシンスペックもあがってきた事だし
NN4とかは放置させてもらって・・・、
と言うのがあったのでその一つとして
やはりサウンドは見逃せないかと。
いつもベンキョさせてもらってます。
自分の知らない事ばかりなんで(無知率82%)。
刺激KICSなんで楽しませてもらってます。
それでは。
もし嘘言ってたら教えてくださいw
¥@$から報告受けたのですが、これ音楽アップできるみたいです。ただしアーティストが自分の著作権を一定期間放棄することで、ベンツの審査を受け、合格したものが公開されるという感じのようです。アーティストにとってはここで公開されればそれはかなりの宣伝効果でしょうし、ベンツにとっては無料でブランディングに使用する音楽をゲットできるという。足かせになっている著作権の問題を両方の思惑が一致すれば無視してしまいましょうという企画っぽいですね。
こりゃなかなか鋭いところを付いている気がしますな。