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アメリカ大統領選挙とビン・ラディン

拉致されていた日本人に身体的に特徴の似た遺体が発見された当日、そして11・2のアメリカ大統領選挙の4日前にビン・ラディンが約2年ぶりにビデオ声明をリリースしました。
の中でケリー候補のことなどに言及していることを見ても、おそらく最近したものなのでしょう。大統領選挙前後に世界的に再びテロが起こるのでしょうか?対話の余地は無いのでしょうか?の政策に賛成、反対だけではなく、他の道は探れないものなのでしょうか?


ビン・ラディンの発言の概要

米国民に言おう。わたしのメッセージは新たな(ニューヨークの)マンハッタン(の悲劇)を繰り返さないための最善の方法や、戦争の因果に関するものだ。身の安全は人間生活の重要な一部であり、自由な人間は安全の確保をあきらめたりしない。
われわれが自由を憎んでいるとブッシュ(米大統領)が言うなら、なぜわれわれは(米国を攻撃し、同じ自由の国)スウェーデンは攻撃しなかったのか説明せよ。
ブッシュと同政権を相手にするのは難しいことではなかった。われわれの国々(イスラム諸国)の(抑圧的な)王政や軍事政権と同じだ。
ブッシュは(中枢同時テロについて)本当の理由を隠し、国民を誤った方向に導いている。同じことが繰り返される理由がまだあるのだ。
世界貿易センタービル攻撃(計画)はたまたま思い付いたわけではない。我慢に我慢を重ねて堪忍袋の緒が切れ、やレバノン人民に対する米国とイスラエル同盟の不正義やかたくなな態度を目にした後に浮かんできたのだ。
私が影響を受けた出来事は1982年にさかのぼる。米国がイスラエルのレバノン侵攻を承認した後のことだ。レバノンのが破壊されたのを目にし、同じやり方で不正な人々を罰するという考えが浮かんだ。米国の建物を破壊し、われわれが感じたことをあいつらにも感じさせ、われわれの性をすのをやめさせようと考えたのだ。
ブッシュと同政権が気付く前に、20分以内ですべての作戦をし終えることで、実行犯のリーダー、モハメド・アッタと意見が一致した。
安全はケリー(党大統領候補)でもブッシュでも(国際テロ組織)アルカイダでもなく、おまえたち自身の手の中にある。われわれの安全を脅かさないすべての国は、安全を保障されるだろう。

「アメリカ大統領選挙とビン・ラディン」への1件の返信

香田さんの件はザンネンな結果に終わってしまいました。
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/6CCD06C3-A7B4-4272-92E4-37EED72C9AFA.htm
今回の件は日本は平和な国という風に見られていない場合があるということになるのでしょう。
これまで日本は「自衛隊は軍隊でない」という建前に対しての諸外国の曖昧なイメージに甘えた状況の中で今回の派兵に踏み切ったわけで、それが瓦解したということは、今一度(今一度もくそもないけど)自衛隊とは何ぞや?派兵とはなんぞや?ということを再度考えて、強行で行くならばその覚悟と装備を、そうでないならば完全撤退をするべきではないのだろうか?と思います。

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