60年目です。もう実際に戦争を体験した人もかなり少なくなってきて、日本の中では「戦争」ってのものに対しての実感がなくなりつつあるように感じる今日この頃です。日本が直接戦争に携わらなくなって60年。その間も世界では「平和」を得るための手段としての「戦争」が「正義」という名の下に続いています。
昨日からガザ地区の入居者撤退が始まりました。これが8/15に始まったことに意味があるのかどうかは分かりませんが、パレスチナ問題も言ってみればWW2から産み落とされた負債であって、そう考えるといまだにWW2は終わっていないと言うか、戦争はすべて連鎖しているのかもしれません。
パレスチナに関しての情報は「パレスチナ情報センター」などを参照
さて靖国参拝に行くと揉めていた小泉首相ですが、選挙前にいらぬ火種を作らないためか昨日は参拝は見送ったようです。で、衆議院選挙が9/11というNYテロの日に行われるのですが、なんか郵政民営化に絡んだドロドロした展開になっております。党内調整問題を国民審議、しかも衆議院選挙に落とし込むようななやり方は賛成できないのですが、もっと納得いかないのは反対票を投じた人に対して公認しないで対立候補まで立てておきながら、在党させていることです。そんなの除名すべきではないんですかね?やっぱ当選してもまた反対する気がするのだけど・・。政策実行のための政党ではなく、選挙支援のための政党になりつつあるのですかねえ?
まぁ政治評論家の人の言うような「他の問題があるときに政治空白を作るのはけしからん」みたいな発言も個人的には今の馴れ合い的な政治の原因になっているような気がして微妙なところです。
というか今の時代の政党政治の意義ってなんなんだろう?