新しい三菱冷蔵庫の機能の「動くん棚」。
TVCMで偶然みたのだけど、棚に水平方向のスライドバーがあり、それをスライドさせることで棚の高さ位置を変化させるという機能。
このインターフェイスデザイン個人的にとても好き。
操作認知的に調整領域の固定確保がされているし(高さ方向に調整領域を持っていった場合可変になり、常に相対的な曖昧な比率になるのに対して、左右は固定幅であり比率が明確)、人間工学的にも冷蔵庫と人間の位置関係からの操作方向の選択も適格(肘より上のポジションで、上下に物を動かすよりは左右の方が安定して力を与えられそう)だと思う。
CMみただけで実物を触っていないのだけど、冷蔵庫の棚の高さ調整をするのにこれ以上のインターフェイスはないんじゃないかと思うぐらい感動した。
日本初とかいてあったので、どこか外国の特許なのだろうけど、どこが開発したのだろうか?
何気なく、違和感なく自然に操作できる。そういうインターフェイスの中に隠された色々な思惑を推測するのはトテモ楽しい。自分でもそんなユーザーが違和感なく的確にやりたいことが操作できるような、そんなインターフェイスが作れたらトテモうれしい。なんだか地味な欲望なのだけど、まぁそういうのを考えるのが好きだから仕方がない。