カテゴリー
2007

伝える

軍政権に対しての反政府デモが活発化しているミャンマー。
先日治安部隊がデモ隊に対して無差別発砲を行った
その中で日本人のジャーナリスト長井健司氏が銃撃により亡くなったそうである。
高校生のころに中東の広河氏、ベトナムの沢田氏、カンボジアの一ノ瀬氏、そしてマグナムのキャパなどに影響を受けて報道の道に進みたいと思っていた。
何故だか好きだった子につられて理系に進んでしまうという失態を演じてしまったのだが・・・。
今でもそういう気持ちを心のどこ持ちつつ、日々WEBを作っていたりする。
インターネットと言う世界中の情報にできるインフラに関わる仕事について、毎日のように世界中から情報を得て、まるで自動的に世界とつながっているような気になっている自分がいる。インターネットへ情報を入力するのは人間なのに、そんな基本的なことすら意識が希薄になっているのだ。彼らが命を掛けて伝えている情報を空調の効いたでマウス片手で閲覧して薀蓄を語るのだ。もう申し訳ないとしか言いようが無い。
ボクが報道の道に進むことはもう無いだろう。
年を重ね、な守るべきモノを背負っている。
世界中の危険なところで報道を続けている人たちに、羨望とちょっぴり後ろめたい気持ちを持ちつつこれからのを過ごしていくのだろう。
長井氏が撃たれた後、地面に倒れつつ逃げ行く人をを持った片手を上げて撮影しているがインターネット上に流れていた。
彼は人生の最後に撮影したで、誰に何を伝えたかったのだろうか?
謹んで御冥福をお祈りいたします。
何はともあれミャンマーに早く平穏な日々が戻りますように。
個人的にミャンマーには縁が強いのですが、その話はまた後日機会があればきます。

「伝える」への3件の返信

これどうも流れ弾ではなく、兵士が至近距離で発砲して心臓を撃たれたらしい。
その一部始終の映像が残っているらしい(まだ見てないけど)・・・。
なんということだ・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です