: 痛いニュース(ノ∀`):【青学准教授】 光市母子殺害事件の「被害者は1.5人」赤子は0.5カウント
(http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1117508.html)
これによると死刑の判定式は以下のような関数にできる。
たとえば生後半年の子供と30歳の大人を殺害した場合
※1歳未満の赤ん坊の場合はちょっとしたことですぐ死んでしまうので0.5人換算らしい。
今回は条件として1歳未満のみを0.5換算しているが、他にもちょっとしたことで死にそうな人(たとえば老人とか、何か持病を持っている人など)を判定する条件を追加する必要があるかもしれない。
青山学院大学准教授なのだそうだ。
今回の判決については色々な議論がされているが、個人的には「一般予防説」よりも「特別予防説」の方が腑に落ちる。(拡大自殺いう例もあるが・・・。)ただ「特別予防説」に死刑が適切であるか?はなんとも言えない。現在は身体刑は行われていないが、身体刑でも十分なような気もする(両手を切断するとか)。また死刑は身体刑の延長とみなされないのか?とか色々な矛盾は存在する。ただ自由刑だけでは被害者および遺族の感情的に納得できない部分もあるだろう。そう言った部分への配慮としての死刑なのかもしれない。
この被害者遺族の心情的な部分に関して言うと、建前としては応報刑という考え方は存在しない。(確か)今回の事件は被害者遺族がマスコミ全面に押し出される形になったために、「報復」という応報刑的な面ついても批判があがっているが、そんな奇麗事というか、被害者遺族にまで応報刑的考えを捨て去るように強制するのはお門違いだ。被害者遺族がそこまで我慢しなければならない理由は存在しないと思う。
上記の准教授は自説の中で
光市事件の犯人が運悪くこのロシアンルーレットに当たってしまったのは、ひとえにマスコミのおかげでだろう。一日に2人も殺されているのに、8年も前の事件を今でもセンセーショナルに伝えている。このアンバランスは、実際にはリスクの高いベンゼンを問題視せずに、ほとんどリスクのないBSEなんかをツマミ上げて消費者を扇動するセンスとそっくりである(単に新しい事件を取材するより、同じものを反芻したほうが取材費用が安いからかもしれないが)。100歩ゆずって、一般衆愚がテレビに流されるのはやむをえないとしても、それなりに教育を受けているであろう法曹界の人間が、マスメディアに簡単に迎合するのはいかがなものかと思う。
カルト宗教の良く使う「一般衆愚」、「***している人は***であるはずだ」という自己言及的な論法を用いているが、この事件が9年の間マスコミに取り上げられ続けたのは「性的欲望を満たすために、目撃者にもなりえない乳児を殺害した(また殺害手法も)」ことの異常性、非社会性が顕著だからであって、動機も因果もあまりに無作為すぎる(強いて言うなら男と女だったと言うだけ)ことに対しての我々の恐怖以外の何者でも無いのではなかろうか?? そしてそれが社会秩序の維持に対して危険があるという認識の元、自己防御的に死刑許容、および弁護人への非難と繋がったように感じる。幾らマスコミが炊きつけたとしても、現状の満たされた日本において、そこまで大衆は容易には扇動されることは無いだろう。(なにかしら世の中全体に不満が鬱積して、はけ口を求めている場合にはその危険性はあるだろうが)
まぁ裁判官がマスコミの影響を受けていた可能性はゼロではないだろうけど・・。
抗争中のやくざが殺しあうのは理解できる。
お金のトラブルがあった人間が殺されるのも理解できる。
ただ今回の事件は理解が難しい。
理解できないから、いつそれが自分の身に降りかかるかわからない。
だから知りたいのだ。恐ろしいのだと思う。
同じ人間として理解できないものは宇宙人と一緒だ。
まだライオンの方が理解できる。
世論に死刑を求める声が多かったのも、報復的な思考よりも、理解できないものと一緒に生活したくないというココロのうちにある自己防御の表れではないのだろうかと感じた。
あとは「未成年」であることも今回の一つの要素であるが、18歳で少年法の適応外であることを考えるとあまり問題は無いように感じるのだが、何が問題なのだろうか??上記の准教授のブログでは
理由は日本では18歳になっても選挙権がないから。選挙権もないのに、義務だけあるのは気に入らない。
というなんだかよくわからない理由が書かれている。なにも権利は選挙権だけでも無いと思うのだが・・・。とりあえず選挙権が無い人間に死刑の義務を負わせるのはNGというスタンスらしい。
なんにせよ、死刑という人が人を冷静に裁き、命を奪うというシステムを持って我々の社会は秩序を保っている。そうしないと秩序が保たれないのか?は良く分からない。保たれないのは人間の未熟さなのかもしれない。
: 死刑 – Wikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E5%88%91#.E7.9B.AE.E7.9A.84)
「死刑判定式」への2件の返信
この某准教授、たぶん高校の先輩なのですよねぇ……。
がっくりです(涙。
まぁ同じ学校とかあんまり気にすることは無いデスヨ。実際そんなに関係ないですし。
先生だったらショックかもしれないですが・・・。
しかしこの件とか意味無く中傷的で嫌味ですねぇ・・。この文章に何の意図があるのか図りかねる・・・。
—
いずれにしても、元少年が殺されれば、報復が果せた遺族はさっぱり幸せな思いに浸るに違いない。自分の血を吸った蚊をパチンとたたき殺したときみたいにね。それだけは喜んであげたい。
—
他のブログで
http://blog.goo.ne.jp/kamiseo/e/6a7ff0bddebb9602f9fc39b5743d0653
なことも書いてるんですね。
なんか奇をてらってるのか分からないですが、挑発的な人なんでしょうねえ・・。
全体的に明確なポリシーがあると言うよりも反大衆的な立ち位置にに自分を配することでアイデンティティを確立しようとしているのかしら??
なんかよくわからんが、変なことを言って目立とうとする子供みたいな感じがしますね・・・。