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長野聖火リレー色々

チベットの問題についてこんな記事を見つけました。
チベット問題は、『明日は我が身』の問題です:イザ!
日本も遠くないの領土となるのかもしれません。
さて、先日の長野の聖火リレー。ニュースでは特に大きな混乱も起こらなかったような報道でしたが、とネットを見ているとの報道とはかなり異なるレポートや映像がアップされてきています。(リンクは追記で)
また日本にいる中国人の人たちにも長野への集合が強制されていたような記事もあります。不参加者は記録され、現地でもビデオなどによって撮影されてチェックされていたような雰囲気です。
大変なことになってしまいました!:イザ!


先日のエントリー(apeirophobia: 聖火問題)で、「先進国に対抗するすべが無いのかもしれないってのを彼らはわかっているのかも知れない。」というようなことをきましたが、色々読んでみるとどうも戦前戦中の日本にあった特高、隣組、非国民のような国民監視が強く機能しているのかもしれません。
もし監視されているのだとすれば、当然現場でもチベットの旗を無視するわけにはいかないでしょうし。アピールしなくてはいけません。そうだとすると一種異常に見える今回の騒動もなんとなく納得がいくのかもしれません。
日本が同様の状況になったときにここまで全国民が一致団結することはないでしょう。
それを国としての力として考えたときに弱いという言い方もできるかと思いますが、これまでの上の過ちだといわれている事例(過去の日本の戦争など)を鑑みるとやはり100%賛成という状況は一歩間違えれば危険な方向に自分たちを導いてしまう可能性が高く(これは完璧な人間がいないということに由来するのでしょうが)、それなりの自己批判(批判じゃなくても良いですが、自らを省みる)も内包しているべきだと思います。(今の日本がそうなのか?と言われると疑問ですが)
実際日常生活の中で接する中国の方の姿と、この聖火リレーでの攻撃的な姿を一致させるのはとても難しいように思います。一対一ので接しているときと異なる状態に導く何かしらの力。それが単に集団心理の影響なのか、統制によるものなのかはわかりませんが、とても恐ろしく感じます。
今回日本のマスコミがこれらの事件を取り上げなかったのは何故なのだろうか?
まさか日本におけるオリンピックの効果を下げないためだとしたらちょっとウンザリする。
個人的には日本も中国を声高に批判できるほど立派な国でもなく、色々解決しなければならない問題はたくさん持っているという意味で、チベット問題の盛り上がり方に関しては少し引いた目で見ているわけではあるのだけど・・。これが一過性のものではなく継続されると良いなと思います。
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