web2.0という、なんとも捉え所の無い言葉が流行ったのが3年ぐらい前。それについての個人的所感は置いておいて、その中の一つの要素を「ユーザのデータの蓄積、および共有」とするならば、魍魎跋扈していた各種サービスも淘汰集約されてきて目的は達成されつつある(良いか悪いかは別として)。で、俺たちこの先どーすんだ?という微かな閉塞感を漂わせつつ模索している。その中で集積された情報から新しい情報に到達する、というフローは一応普通にやられているが、まぁまだテキスト(タグ)ベースが主体。つまり人間が認識している情報をマッチングさせているだけに過ぎない。
そんな中で、これim2gps: estimating geographic information from a single imageとかちょっと素敵な感じがする。
(これとかこれは笑えるけど・・)
via.New Computerized System Estimates Geographic Location Of Photos
同じような発想で、可愛いアイドルの写真から名前を教えてくれるようになるかもしれない。
もっといくと類似した女性パターン(写真から判定できる生物学的要素から?)から将来の姿も逆引きできるかもしれない。そうすると彼女の写真を判定して、将来の姿を見て結婚を取りやめたりするかもしれない。(どんなサービスだ)
インターネットは学習の時期を卒業し、就職の時期にさしかかっているのかもしれない。
一方、人間はネット上で学習の時期を卒業できているのか?
我々がコンピュータプログラムの判断をせせら笑っているうちに、我々が知りたくない事実を容赦なく突きつけてくるようになる日も近いのかもしれない。