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実録外伝 ゾンビ極道

実録外伝 ゾンビ極道(2001 / Japan)
小沢仁志主演の作品。これまで「実録」シリーズは実際の抗争をベースにした話だと思っていました。ちなみにWikipediaでも

実録シリーズ(じつろく-)は、オリジナルビデオの一種で、ヤクザ映画の中でも実話を基に製作されたものをいう。

となっています。
なので、「ゾンビ」という表現は比喩なのか?それとも本当にゾンビが居たということなのか?
ということで以下ネタバレ。


出だしは仁義なき戦いのと同じようにドキュメンタリーチックに小沢仁志演じる伝説のヤクザなど時代背景が説明されていきます。その伝説のヤクザは世の中に恨みをもったまま葬られた・・・。という感じでオープニング了。
で、現在。
再び小沢仁志さんが演じるのは打って変わって腑抜けヤクザ。
鉄砲玉を命令され、子供を身ごもった彼と逃走を計るがつかまり、敵対組長を射
しかしこれには若の陰謀が仕組まれていて、同時に射殺され樹の中に埋められます。
その埋められたのが前述の伝説のヤクザの墓の近く・・・。
あぁ・・・蘇りました・・・・。
実録とは・・・・?
カクカク動きながら所に戻ってきた小沢さんを見て若頭は
「おまぇ、なんか白いな?」・・・っぷ。
まぁゾンビであることを除けばかなり痛快な復讐劇。
(何しろ刺されても撃たれても死なないのだから無敵)
恋人と産まれた自分の子供に出会い、最後の戦いへ・・。
ハッピーエンドになりそうな雰囲気が漂いますが・・・・。
あぁ・・・・。
いつものゾンビ映画を観た後の厭世感とは異なる感覚がありました。
ストーリー的にはゾンビであることにあまり必然性を感じないのですが、でも、そこをゾンビにしたことによって全体として点が強まっていい感じになったような気がします。狙ってそうなったのか?は良く分かりませんが・・・・。結局何が「実録」だったのか?は良く分かりません。そういう史実があって、それをゾンビに置き換えたということなのでしょうか??でも、結構面白かったです。
ちょっと掘り出し物って感じで星3つ★★★☆☆。

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