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電話からルータをアップデート

ニューロマンサー
NTTからルーターをアップデートしてくれというがあった。事務所はその先にもう一台ルータをかましているので、直接出口のルータにアクセスできないのでノートとかで直接接続しないといけないので、めんどくせえなぁとか思っていたら。電話から特定の番号を押すと自動的にルータがするという。
どういう仕組みなのか分からないのだけど、実際電話してみるとルータがアップデートを始めた。
アナログとデジタルの融合!!
とか感動してしまった。(いや、多分デジタルとデジタルなんだろうけど)
昔なんかの映画で電話の受話器から聞こえる音声によってマインドコントロールする(scanners?)というのがあったけど、あんな感じでアップデートのプログラムコードが「ピーー!ガガガガ!ヒャーー!」みたいな音で受話器から聞こえてきて、それを音声からプログラム化してアップデートとかなんか意味無くステキだ。(今回のルータのアップデートはそんなことにはなって無いけど)


もバイナリいじれるから、これから認証は音声キーとかいうのもやろうと思えばできなくはない。いや、それ自体がキーだと対して意味はないか・・。IDの音声化を行ってそれをキーにするとか・・かな?本当は音声解析>単語化できたらステキなんだけど。そんなのは大企業の研究所が今やっていることだろうから保留。でも、Flashでこれまで行われていた視覚、動きの次元変換表現が、データレベルで展開していくんだろうと思う。ま、それが表現として成立しうるところまで持っていくのはとても大変だろうけど。とりあえずはアブストラクト系でしばらくまったりと・・・。
最後に「期限内までにアップデートしてもらえない場合は、NTTから遠隔操作でアップデートする」という一文があった。これはこれで怖いなぁ・・と思った。出て行けるということは入ってこれると同意であるということはがちだけど、純然たる事実であるという、そしてこれから先家庭内ガジェットにネットワークが展開していくにつれその網の目は潜在的に生活を網羅していく。それはそれで無限の可能性を秘めている訳で、ちょっとワクワクする。
余談だが昨年末あたりからギブスンとかを読み返していたりして、中学校のころに頭に描いたと今読んで浮かんでくるイメージとがちょっと違っていたりするのだけど、なんかもう改めてワクワクする。
ウィリアム・ギブスン – Wikipedia
サイバーパンク系は、それとなく用語や世界観が共通化されていて面白い。世界における共通の価値観っつーのはネットやゲームにおけるそれに限りなく近くて、それはとても頭の中を自由にもしてくれるし、逆に拘束もしてくれる。ラヴクラフトのクトゥール話系はちょっと違和感あったりもするけど・・。
ここ2年ぐらい打ち合わせが増えてきてその移動に読んでいるだけなので、遅として進まないけど、この仕事をするようになって10年間系マニュアルやら論文めいた本ばかり読んでいたので脳味噌がちょっと喜んでいる気がする。

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