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ライセンスやらアカウントやら

死亡した後にアカウントを持っているインターネットサービスの挙動や、遺言執行サービスとか、どこかのエントリーでいた気がするが、似たような話。
家族アカウント(もしくは家族サービス)
アカウントは基本個人のものですが、家族の生活の中でPCを使っていこうとすると、家族アカウントという概念がないと難しい。我が家はリビングのテレビ=PCで、Media Centerを8年ぐらい使っていますが、リビングにPCがあるというのは、お手軽に仕事確認したり、二人でショッピングできたりとまぁ便利。(当然映画、音楽、管理もWMC便利ですがここでは割愛)そのうちブックマークレベルで情報を共有したりするのだが、横にいるのにメールでURL送るとか面倒な時もある。(例えばヤフオクで落札したい候補商品の共有とか)こういう時家族で共有できるアカウントがあるととても便利(特にのアカウント管理管理)。おそらくiPad家族で共有している人はちょっと違う感覚で実感しているんじゃないかとも思う。


ここまで書いて既に力尽きつつあるので端折っていきますが、我が家は家様のGoogle Accountを持って、それをのProfile機能を用いてワイフとShareして結構便利。ただアカウント間の従属関係が作れないので、無理矢理な部分はあるのだけど。おそらく近い将来、家族アカウントがあり、その中でそれぞれ個人がヒモ付されるようなサービスが出来てくると思う。(Google,Appleどっちが先にやるのか不明)
企業ドメインの配下で企業はアカウント管理をするが、家族アカウントはドメインよりもう一歩手前側での管理になるんだと思う。と勝手に書いておく。
アカウントの相続
家族アカウント(サービス)ができれば遺言系の問題は解決する。プライバシーの問題はあるが、遺言サービスの発動を家族アカウントで管理(2名以上の承認とか)すれば良い。そこで新たに発生するのはアカウントと、それに紐付くリソースの相続の問題。税制的には相続対象に現行ではならないので、そちらの問題はさておき、iTunesで購入した曲や映画の権利とか、近年変化している著作物へのライセンシー(DECEとか)の相続。などは普通に親から子供へ、代々家に残されたりと、特に意識しなくてもそこに存在し続けるが、デジタルはちと違う。この辺管理する意味でも家族アカウントという概念があると便利(Hな動画のライセンシーは家族には入れないが、トイストーリーは家族アカウントで子供も見れるみたいな)
ま、ここまでやってくると「家族の正当性」や「離婚問題」というややこしそうな問題を引っ張ってくることになるのだろうけど・・・。
アカウントの委譲
まぁ相続に似ているのだけど、委譲という概念も近い将来出てくる気がする。ドメインには似た概念が存在し、ビジネスにもなっているのだろうけど、サービスの委譲をアカウントレベルで管理していく日も近いような近くないような。ま、簡単に言うと、たくさんサービスできて便利なのはいいのだけど、それらのサービスをまとめて管理しているものが結局メールアカウント。サービスのライセンシーが認識されればそれらをまとめた形での取引も発生するんじゃないかということ。ま、嘘だけど。
国境問題
少し毛が変わるけれど、インターネットの中にある国境の問題。
書き始めるととてもたくさんややこしい話があるのだろうが、簡単に言うと
アメリカ人が日本に引っ越してきた途端、彼はインターネット上で音楽を購入するのに日本の著作権法の影響をうけるのか?
外の音楽配信サイトは日本からのアクセスだと著作権上の問題でDLボタンが押せない処理をしてあることが多々ある。日本に住んでいる日本人なので、仕方なのだが、上記のような場合、彼はインターネット上で日本の法律の制約を受ける必要があるのか?
例えばアメリカで映画視聴のライセンス(DECEとか)を購入したユーザが日本に引っ越したら見れなくなったとかあった場合、意味的にちょっと理解しがたい部分がある。(実際こういうことが起きるのかは知らないけど)
現在これらの根本にある国の判定は以下のいずれかだと思う
・ユーザが入力した住所情報
・アクセスしたIPアドレス
・登録したクレジットカードの住所情報
どれを選ぶにしたって、地域に依存したインターネット上の著作物の管理には問題があるのだろう。
google musicも未だ日本では使えないけれど、この辺いつクリアになるのだろうな・・・と思う。
Ref.DECE,コンシューマに向けた新しいデジタル・コンテンツの著作権保護方式の名称を「UltraViolet」に決定 – 家電・PC – Tech-On!

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