毎年恒例の友人たちとの年末旅行。今年は四万温泉 積善館
日本最古の湯宿建築という本館に宿泊。千と千尋の神隠しの元ネタの一つという話もあります。(以前に行った渋温泉の金具屋もそんな話があったけれども・・・)
実際建物はかなり年季が入っており、温泉も浪漫あふれる作りで趣ありました。あとお湯もかなり個人的に好きな塩梅で良かった。
旅館と温泉は良かった。ただ街は死んでいる感じだった。
田舎が温泉地(山中温泉)なので、観光地の街の良い時、悪い時というのをまざまざと体感しているわけなのだけど、概ね、70年台辺りの立ち上げ時の時代性に合わせたコンセプトで、元々時代を超える力を有さない構成なのにも関わらず、時代に合わせて変化していないというのが根本的におかしい。
コンセプトを再度確認して、スタンスを明確にすべきなんだろうと思うわ。
あとは「売る」から「体験する」へのシフトを試みているのは分かるのだけど、なんかまぁ公民館の文化スクールみたいなノリなのは何故だろうか?