今月の初頭からガザ地区でハマスのテロを契機に激しい戦闘が生じて緊迫した状況になっている。
長男にその話をしてみたがあまり良くわかっていない。この問題はもう長い間解決していないが、現状の状態が定常化しつつありホットトピックではなくなりつつあるということなのかもしれない。
この状況に応じてネット上でもパレスチナ問題について色々な記事がリリースされているが、昔に比べて社会の認識も変わってきている印象がある。本件に関するFacebookの投稿をここにまとめておく。
【3分で分かる】ガザ地区とは何か? なぜイスラエルとの間で大規模な戦闘が起きているのか
WWIIでのイギリスの二枚舌外交と統治放棄については触れられていない。そして世界がパレスチナを見捨てつつある状況、この先の未来についても触れられていない。3分で知ることは難しい問題ということなのか…
パレスチナ問題がわかる ハマスとイスラエル 対立のわけ – クローズアップ現代 取材ノート – NHK みんなでプラス
この記事は1からわかる!イスラエルとパレスチナ(1)パレスチナ問題ってなに?|NHK就活応援ニュースゼミが元になっていると思うけれど、2000年前から丁寧にまとめられている。
パレスチナ問題でさ中国の意見が一番バイアスが低いやもしれぬ。
テロ行為の是非と併せて、イスラエルのパレスチナ侵略とそれに対する国連決議をイスラエルは無視し続けたことの是非も問われないと西欧✕アラブ、もしくはキリスト教✕イスラム教の対立は根深いものになるのではなかろうか?トランプにより中東国家とイスラエルが国交を結んだりと中東和平が進んだように見えつつ内実はパレスチナ問題の封殺が進んでいたこの状況でパレスチナ側が打てる対応は何があっただろうか?
この結果によっては国連は国家紛争に関するその機能を消失する可能性が高く、その後の世界の調停機能がどうなるのかしら?とボンヤリと子どもたちの住む未来を想像してみる…。
重信メイ氏の出演に「これは何だ?」「ぞっとする」 イスラエル大使、TBSを非難: J-CAST ニュース
ハマスのテロ行為は許されることではないが、これに至るパレスチナ侵攻も許されることではないし、現在実行されているガザへのライフライン供給停止、空爆、予定されている地上侵攻などすべての市民報復も許されることではない。個人的にはこれから起きるであろう惨事を未然に防ぐことへの注力を意識するが、ここまで来ると和平は無理でどちらかが死滅するまで終わらないのかもとも感じる。
西欧でもアラブでもなく、イスラムでもキリストでもない日本は懸念声明を出すだけでなく仲裁主導など積極的に動いても良い気がするが、国としてこの問題の当事者になる覚悟が必要になる。人の集合が国であり、人は国ではないのだが、人の脳はそういう認識をしてしまいがちで、それが導く不幸の連鎖を考えると、これが業なのかと無力感がつのる…
BBCかABCの報道でキブツで融和活動をしていた母親をハマスに拉致された息子さんのインタビューがかなり本質的だったように感じた…
暴力による解決と、憎しみと悲しみの連鎖ができるだけ減ることを祈る
国連安保理、ガザ「一時停戦」決議案3本を否決 米国は拒否権行使 – 産経ニュース
拒否権な・・・。今回の件で国連は完全に形骸化しそう