私が養蜂に興味があることを知るワイフに誘われた映画。
ワイフから映画のタイトルと上映場所を聞いて「養蜂家のドキュメンタリー映画」を「売上だけではない観点で二子玉での上映を決断した109シネマ」に甚く感激しつつ、二子玉に向かった。
映画の開始はスズメバチの駆除シーンからスタート。
ススメバチはミツバチの天敵だ。養蜂家が守ってあげなくてはならない。頑張れビーキーパー。
スズメバチの巣を紙袋に確保したビーキーパーは作業場へと戻るビーキーパーを呼び止める老婆。彼女はビーキーパーの作業場の大家。
ビーキーパーは体格は頑強だが、対人交流はあまり得意ではない、そんな無口な彼を大家の老婆はやさしく夕食に招待する。無口で無骨なビーキーパーと老婆の心温まる交流の始まりが予感されるシーンから映画はスタートする・・・。
大家の老婆との夕食の約束を交わしたビーキーパーはスズメバチを確保した袋を片手に作業場の納屋に戻る。おもむろに蛍光灯を割って蛍光体をスズメバチの袋の中に入れてから、スタンガンのような道具を袋に突っ込みスズメバチを感電死させた。
今にして思えば、このスズメバチの殺し方から違和感を感じていたかもしれない・・・😢
その後、夕食前に老婆はオンライン詐欺の被害にあって自殺するのだが、ここから一気に想像していた内容から大きくズレ始め、もう養蜂の話など出てこない・・・🐝
蜜蜂が必死で集めたハチミツを敵の顔面に叩きつけ、バッタバッタと老婆の敵を殺しまくるビーキーパー。
「働きアリは良くない子どもを産む女王蜂を殺す」というエピソードをビーキーパーに適用する矛盾あるコンセプトで、力任せにエンディングまで突き進むパワーあるストーリーは必見・・・かもしれない🐝
映画はタイトルだけで判断してはいけないという教訓を得た映画。