カテゴリー: Book
今日マチ子と京マチ子
オフセット印刷サンプルブック
ジョブスのスピーチで有名な「Stay Hungry. Stay Foolish.」。
その本がWhole Earth Catalog Stay Hungry Stay Foolishですが、この本の掲載ルール。
(1) Useful as a tool,
(役に立つ道具である)
(2) Relevant to independent education,
(自立教育に関係がある)
(3) High quality or low cost,
(ハイクオリティー、もしくはローコストである)
(4) Easily available by mail.
(メールで簡単に手に入る)
自立教育という視点が好きだ。
Ref.坂井直樹の”デザインの深読み”: グーグルが出る35年前の時代に遡って出された「グーグルのペーパーバック版」とも言うべきものだった"The Whole Earth Catalogue(全地球カタログ)"
ちょっと毛色は違うけれど河出書房新社の世界の歴史も読んでみたいなあ・・・。最終巻25巻「人類の未来」は梅棹忠夫の逝去により未完となってしまったけれど・・・。資料が発見されたという話だったけど、編纂してリリースされないのかしら?
村田蓮爾責任編集ってVol.10で終了したの?
最近の人とかよく分からないけれど、欲しいなって思うのは吉田明彦。
旅の絵本 / 安野 光雅
小さい頃に好きだった絵本の一つ。
文字は無く、旅人が一人馬に乗って旅していく様子が神様目線で淡々と見開きで展開して行きます。画面の中には旅人が通り過ぎる町で日々の生活を送るたくさんの人が細かく描かれていて、それらの生き生きした感じが好きで何度も繰り返し読んでいた記憶があります。
ところどころ隠れキャラみたいな感じで女風呂を覗いている人や、犬に追いかけられている人、森の中で女性をめぐって決闘している人、屋根の上で滑って転んでいる人などの衝撃的瞬間が描かれています。また他の小説や映画のワンシーン(トム・ソーヤとか)も織り込んであったりして、それを見つけるのも楽しかった。(今思うと決闘のシーンは戦争と平和から来ているのかもしれない) 他にもたくさん細かい仕掛けが仕込んであり、読むたびに新たな発見がありました。
それらをまとめて勝手なストーリーを作って楽しんでいた(暗い)訳ですが、最終的に直接本にマジックでストーリーを書き込んで台無しにしてしまったような覚えがあります。一体どんなストーリーを書き込んだのか思い出せませんけど、まぁ多分恥ずかしい感じだと思います。
子供の頃に持っていたのは3巻まででしたけど、Amazonで見ると全部で6巻あるようです。
一気に大人買いしてマイソンに上げたのですが、全然読んでもらえませんでした。
少し悲しい。