入院3日目。ひたすら点滴。そして血液を毎朝5時に抜き取られる生活。
3日も何も噛んでいない。なにか噛みたい気分。
前に書いたが耳鼻科病棟にいるので周りは鼻や喉の悪い人たちが寝ている。ということで夜になるとかえるの大合唱が始まってしまいあまり眠れない。このためここでも夜に起きて昼に寝る感じの生活。
昼にふと目を覚ますと中崎タツヤの漫画がたくさん入った紙袋が置いてありました。ピピーンと来ましたｗ その後S本さん一家が改めて来てくれましたｗ しかしかのちゃんの成長は目を見張るばかり。病院の中を走り回っていました。子供の成長を間近でみてるとすごいなあと思います。その後外出許可を貰ってメールのチェックと、AirHを買いに行こうと思って外に出ていたらクロさん夫婦がお見舞いに来てくれました。なんとゲームボーイアドバンス等という高価なモノを頂きました。ありがとう。夜には姉さん夫婦がお見舞いに来てくれました。なんか同じマンションのフロアに空き部屋があるからそこを買ったら色々便利でしょーー？としきりに勧められました。でも多分便利なのは姉ちゃんアンタだよｗ また来月からマダガスカル島に行くそうです。世界中を回って大変なお姉さんです。おれもついていって写真を撮りたい。
食事は禁止とのことで、昨日からひたすら点滴。朝5時から検査の為大量に血を抜かれる、手の中に血が無くなって最後は殆ど出てこない状態。ミイラになってしまう。日中は色々検査。夜寝付けなくて咽頭癌のおじいさんと延々雑談（ちなみに自分は内科だけど、急な入院のためベッドがなく耳鼻科病棟に入院していた）
このおじいさん、息子さんがNYに住んでいるらしいのだけど、職場だか客先がWTCにあったらしく、9.11の時に僅かの差でテロを避けることができたのだそうだ。また本人も満州で終戦を迎え3年シベリア抑留されていたそうだ。（小学生の時近所のじいちゃんもシベリア抑留させられていた人がいた・・。そのおじいさんは今思えばPTSDだったなあ・・）興味深い話を色々聞かせてもらったのだけど、26時に他の病室のおばあさんに「うるさい」と注意され解散。あとは一人で本を読む。とりあえず今日は2冊ほど。
「松永真、デザインの話。+11」と宮部みゆきの「竜は眠る」。松永真の本はagostって雑誌で連載されていたもので、以前に発売されていたのだけど、今回の葉完全版ということで奥さんがオレが好きなのを知っていて買ってきてくれました。ワーイ。個人的に松永真は日本人の中で一番好きなデザイナーさんです。ティッシュのSCOTTIEとかコーヒーのブレンディのデザインをした人です。本の内容もとてもよいです。