6月2日 13時15分。
事務所で作業中のオデへワイフから電話。「破水したかも!」急遽病院へ。
診察の結果やはり破水。かかりつけの帝京大学病院は医師不足から小児科が閉鎖され、30週の胎児をケア出来ないとのことで、至急転院先を探す。
モニターしている胎児の心音が流れる診察室の中で待つ。
定期的な痛みがワイフを襲い、その都度医者や看護婦がバタバタしている。
なかなか転院先が見つからない。途切れ途切れに聞こえる壁の向こうの会話が気になる。
何度か転院先が見つかったか質問するが、救急センターから返事が来ないの一点張り。
そういうシステムなのだろうけど、進捗の分からない待機の状態は精神的にかなり辛い。
時間の流れがとても遅い。
嫁のおなかの中で子供がモゴモゴ動いているのが目で見える。苦しいのか、元気なのか良く分からないけれど、とりあえず目の前でまだ動いて生きている。しかし何もできない。手の届く場所にいるのに触ることすらできない。
タグ: 出産
新年早々あれですが、昨日夕方17時過ぎに子供が産まれてきました。(名前はまだありません。)約3200g、51cmの男の子です。まだシワシワでサルみたいな顔なので一般的な可愛さとは程遠い部分がありますが、まぁ可愛いです。遺伝子伝達の一過程という単純な言葉では済まない不思議な体験でした。愛の結晶だとか、神様の贈り物だとかまでは言いませんが、まぁそう言いたくなる気持ちも分かる気がしました。正直どっからこの子供は来たんだ?と・・未だにちょっと不思議です。
妊娠中から色々お気遣い頂いた皆様ありがとうございました。またネット上では無事産まれるまでこの件についての報告は控えさせていただいておりました。ご了承くださいませ。本来は皆様それぞれにご報告させていただくところですが、年始の忙しいさなかですので、取り急ぎこちらでご報告させていただきますw
ということでおっさんからお父さんに進化しましたトザキをこれからもよろしくお願いいたします。