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2006

実は私・・・

「実はワタシは***なんです」
日本人だけの傾向なのか、人間としての性なのかしらないが、最近のはこんな感じ。
なんちゃらバトン、なんちゃら診断、なんちゃら分析。放置しておいても自己増殖している。信憑性の是非はではなく、それをネタに他人が自分について語ってくれればいいようである。これはネットというバーチャルな環境だからこそ感じる空虚感が導いているのか、匿名性から来る潜在的願望の発露なのかは不明だ。また、その結果をどうこうという訳ではなく、一時でも自分が話のネタになれば目的は達成され、次に自分を評してくれた相手をネタにして・・と移動していく。ヒロイン役をみんなでローテーションしているような状況である。如何に対をくすぐるか?これってバイラルでは結構重要な要素だと思う。