tears of a clone / icy demons
スコット・ヘレンの立ち上げたEASTERN DEVELOPMENTS MUSICからリリースされたicy demonsのセカンド。まだきちんと聞き込んでいないのだけど、かなりいい感じ。音色と変拍子が絶妙で心地よいです。ライナーはafter hoursの大漉さんが書いています。(かなりご無沙汰していますが・・)ちと引用してみると
30代半ばから40代前半ならまず一聴してXTCを思い浮かべるだろう。グリフィンの声がアンディ・パートリッジに似ているということを差し引いても、このねじれてひねくれたボーカル・ラインはどうしてもXTCを思わせる。40代後半以上ならソフト・マシーン等のカンタベリー系、もしくはジャーマン・プログレからクラウト・ロックあたりか。時にエキスペリメンタルな部分も見え隠れし、ジャズ、サイケ、アフロ、電子音楽の一面も見せる。神経質にミックスされビルドアップされたサウンドは、ただ者でないミュージシャンの知識と経験、技術の高さを想像させるが、少なくとも60年代初頭から現在までの広義に渡る音楽の断片がアルバムを通してあちらこちらで散見できる、今時珍しくなった奥深い作品であることは間違いない。
これを読んであーカンタベリーなんだ!だからかー・・と、ちと納得しました。しかしその対象が「40代後半以上」というのがかなり引っかかるんですが・・・汗
あともう一枚クラウディアとスコットのユニットA CLOUD MIREYAの”singular”も買ったんだけど、まだこれは聞いてないのでまた後日。