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Hardware Interactive

Kinetic Sand


なサイトで話題になっていたKinetic Sand
リサーチするため、品薄の戦をくぐり抜け購入。
触感は全体としてはサラサラの砂糖のようで、その中に少しオクラのような粘り気がある感じ。作った団子が崩壊していく際には、透明の粘液の糸が見えた気がして、エイリアンの孵化を思い出したりした。
子どもたちは喜んで遊んでいたが、長男は既存のとの違いを楽しみ、次男(3歳)は粘土を触っていることが楽しいといった感じで、重力で崩壊するなどのの特性に対して、微塵も違和感を感じていない(理解していない)雰囲気だった。


実際触感は不思議であるが、何をしてもサラサラと崩れていくので、造作的な楽しみ方は難しそう。このため向け商品ではなく、形状が崩れていく過程、手で握りしめた時の所在無い触感などの無常感、寂寥感を楽しむ大人の粘土であるように感じた。
ただ大人といっても、異性と一緒にワーキャーみたいなアイテムでは無い。
あくまで、ひとり、ロウソクの灯るで、芳醇なワインを舌で転がしながら、
自分の作った山が崩れゆくさまを眺め、複雑な感情を胸の中で転がす。
そういう自虐を嗜むことのできる、大人のためのアイテムであろう。

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