仄暗い水の底から
鈴木光司原作のホラー映画。録画したままHDDの中に放置されていたのをやっとこ見ました。
以下ネタバレ注意。
前半はとてもシズシズとしていい感じだったのが、最後30分ぐらいでバタバタ展開してちょっとゲンナリ。貯水槽の話は実際そういう仕事をしていたこともあり耳にしていたことはあったので、妙にリアル。まぁ死体が無くっても貯水槽の中の写真とかみるとものすごい状態でしばらく水が飲めなくなります。
個人的に怖いのは日常の出来事の中から居るはずの無いものが居るかもしれないとどれだけ思わせるか?ってところです。かつそれが悪意を持っていたとして、その悪意の理由が存在しないことがさらに怖いです。(これは普通の人間でも怖い)
この映画は途中までそういう感じだったのですが、変に理由付けしちゃって、リアルに登場とかさせちゃった上に、最後はなんかいい話にまとまってしまってちょっとしょんぼり。実は黒木瞳が今でも苦しんでいるみたいな救いようのないオチだったら面白かったかもしれないです。
残念ながら星は1つ☆★★★★。
「仄暗い水の底から」への2件の返信
私もこういう手のものはみたくないので借りませんねえ、みたあと最低な気分に陥りそうなので。
最後に救いがあればいいですけど、あんまりないですもんね・・・。eyeとかものすごい後味悪かったし・・・。