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超電導磁気浮上式

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リニアモーターカーの試乗会に当選しまして、山梨の試験場まで試乗に行って参りました。
今週はNYとワタワタ時差を体感しつつやり取りをしてて、なんとか26時すぎにひと段落して帰宅。しかし頭が冴えて寝れない・・。あまり寝れないまま車で出発。途中一度免許書て戻ったりと1時間半近く損失。試乗に間に合うのか不安を抱きつつヒタヒタドライブ。途中スーパー農道みたいなところを経由しつつ、11時ごろに試験場に無事到着。日焼けしすぎで影にしか見えない影男が駐車場を案内してくれました。試験場の前ではさで緩みきった家族が桃を売っていました。試験場の1階ではとりあえず「リニア」という言葉の付いたお土産が売ってた。(写真撮るの忘れた)この辺まぁ普通の観地みたいなのりです。「リニアモーターカー」という最先端技術のイメージと試験場の現実には少し隔たりがある。地元と密着しています。


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2Fにはリニアの説明展示物、3Fは展望場。しかし展望場からはリニアがほとんど見えない上に窓が子供の押し当てる鼻の脂で汚い。ここは使えない。しばし散策の後、搭乗手続き開始。試験場近所の住民ではないと推測される素敵な女性が受付と案内をしてくれた。さっきの外にいた人たちと明らかにDNAが違う。露骨すぎる。これでいいのかJR東日本?
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パワポで作られた()脱力案内映像を堪能した後、きれいなおねいさんに見送られ搭乗。4両編成の車体形状は新幹線のようだけど、乗車口は飛行機のブリッジ系。(簡単に言うと大江戸線)ドアは横スライド格納式ではなく、上部に格納されずスライドするタイプ。(これ後で外から見ると上にそのまま上がっていた)車内は左右均等の2:2の座席配置。内装は新幹線とかとあまり変わらない。搭乗職員の蚊の鳴くような声の解説を聞いていたら、いつの間にか走っていた。もっと大見得きって走り始めるのかと思ったら結構ユルユル。ま、詳しく話を聞いていると160kmぐらいまではタイヤで走っていて、それ以上になるとタイヤを格納して走行を開始するらしい。これも飛行機に近いイメージ。
まずは方面(順方向)にゆっくり移動して、トンネルの中で停止。走行内容は方面(逆方向)に300km/hで移動し東京方面の端へ移動、その後500km/hで大阪方向へ。最後逆方向へ400km/hで実験場に戻るという流れ。ということでまずは逆方向で300km/h。Gが体にかかってくる。と、同時に何故だかアキト(子供)がヒートアップ。「アヒャー!!ウヒャー!!」身を仰け反らして叫んでいる。慌てる嫁。哺乳瓶を口に押し込む。300km/h終了。まぁ普通に新幹線ぐらい。これくらいじゃ俺は驚かない。
さて次が本の500km/h。スタート。160km/h過ぎで車輪が格納され浮遊走行。横揺れはさほど感じないが、進行方向へのGは結構強い。車内の速度計がすごい勢いでカウントアップしていく。
おぉー、500km/hキター!
同時にアキトのテンションも上がってきた!
「アヒャァァァァァァゥゥ!ウヒャァァァァァァィィィ!」
静穏性の高いリニアの車内に響く奇声。嫁焦る。
500km/h終了ーー。その後逆方向に400km/h走って無事終了。
500km/hはどうだったか?と言われると、ほとんどトンネルなので正直なところ車内からその速度を感じることはできなかった。ただ前後へのGはかなり強く少し気持ちが悪くなった。横揺れとか、振動とかはほとんど気にならない。むしろ初期のぞみの方が揺れると思う。東京-大阪を1時間で接続してこの乗り心地はかなりすごいと思います。試験終了後、やっぱ外から走っているリニアを見ようということで次の試験走行まで待機。そしてした映像がこれ。
(300km/h)
(500km/h)
やっぱ500km/hは早いです。
ということで試験場を出て、当ても無く昼飯を求め有名らしい蕎麦屋に到着。そこで飼われていた鶏の「コケコッコー」の声にアキトが泣いた。
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で、河口湖に移動。はじめてくる河口湖。ワタシの中では「この春田舎から上京してきた女子大生1年生が、テニス合宿でやってきたこの地で先輩の強引な誘いを断れずついに女になってしまう」というワンダーランドなのですが、あまり女子大生は居ませんでした。
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湖畔を散歩して、変な水鳥と戯れて、巨大貝を見つけて、晩御飯べて、露天風呂に入って、酒飲んで、天井から水が漏れて、寝ました。グーグーグー。
そういえば富士山は雲に隠れて全然見えなかった。

「超電導磁気浮上式」への2件の返信

ちいさな子供って、どうしても乗り物に反応しますね・・・。
うちの子も飛行機や電車で良く泣いていましたが、そのたびに、「空気読め!空気読め!」と諭したものです。が、嫁に「1歳の子は空気読めんじゃろが!チュウバッカ!」と逆に諭されたものです。

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