まずヘドロではなくスライム人間である。しかし造形は半魚人というよりは岩人間である(湿り気というよりは乾燥)
以下ネタバレ注意
2013年のオランダ、アメリカ、チェコの合作映画。内容については割愛。武器人間達の造形だけを楽しむ映画。
この映画の武器人間がバイオハザードにパクられたという話があるが、本作の武器人間の造形は人体改造系においては広く普遍的なものでどれが先とかの判断は難しいように思う・・・(士郎正宗(AppleSheed)、大友克洋(幻魔大戦)、寺田克也、チェーンソーマンなどなど・・・)
あと吹替版はドラえもんファミリーが勢揃いってのも当時話題になっていたけれど、正直一人男性キャストに明らかに女性の声が当てられていて観覧中に何度か頭がバグって気持ち悪かった・・・💀
吹き替えでもキャライメージと声のマッチングは大事なことを理解できた(脳が勝手に画面内に女性を探してしまっていた)
基本的には博士が登場してからが見るべきポイントかと思います。(かなり後半だけど)
みんな大好き阪元裕吾監督の2019年の作品。
このあとの阪元監督の作品は国岡とベイビーわるきゅーれの2つのスターシステム展開があるのだけど、今のところ2つに接点はない。
Spy FamilyではなくPERFECT DAYS 公式サイトをみてきた。
良い映画だった。トイレ自慢の映画に日本人の精神を反映させる監督の力量に惚れ惚れしたし、78歳にしてこのような作品をつくれるということに人間の可能性を感じた。
成田悠輔の「高齢者の集団自決」発言が炎上しているけれど、この判断基準は年齢では無いのだなと感じた。
東京国際映画祭に招待いただきまして影武者リマスター版を観劇。
4Kリマスターということだが、画質の向上は正直なところあまり感じなかったけれど、大きなスクリーン+音響設備の素晴らしい箱で観れたことのほうが重要だったかもしれない。3時間息もつかせず!と言った感じ。(簡易的な椅子だったのでお尻が痛かったが・・・)
改めて観劇して感じたのだが、最後の川中島の屍累々シーンは正直もう少し短くても良さそう。あと引き絵が撮影機材的な制約からか似たようなカットが多くメリハリがなかった。(今ならドローン使った空撮などで、ダイナミックに屍累々感を表現するような気がする)
しかしやはり、馬の疾走シーンは圧巻。
もうただ馬が集団で走る絵を取りたいだけなのではないか?と感じるほどに圧巻。そして美しい。
企画消滅した「エイリアン5」の監督は、なぜSteamで映像作品を売るのか? 映画業界で”今起きている”変化
ニール・ブロムカンプによる、新しい試み。
一極集中によるエンターテイメントビジネスのコスト増大によるデメリットは、ゲーム開発の問題と似た印象だが、打開策は二次創作とその収益配分あたりにあるのではなかろうか?
制作者がクリエイティブに対して圧倒的な権限を持つエンタメとしてモデルケースになるのは漫画なのだろうけれど、これにYoutubeのコンテンツID(Content ID の仕組み)とかが、派生テキストや画像に対しても適用できるようになれば、二次創作による世界観の拡張と、本体の収益の整合が取れる構造が作れるのではなかろうか?
広告収入だけでなく、今回のようにSteamなどで販売するやり方もあるし、Kickstarterのようなアプローチもあるだろう。
純粋に投資したいというドネーションも、作品愛があれば作動するかもしれない。(この辺はアプリベンダーとかも可能性がありそうだけど)
まぁこれは二次創作者がコンテンツIDを申告することにメリットを提供できるか?が肝である。
双方に明るい未来を提示できる仕組みが必要だが、二次創作者がその活動の未来になにを描いているのかは千差万別であり、結局そこがネックでそういう仕組ができていないというだけかもしれない・・・
なんというかフワッと思いついたことだけをメモ。